4月の権利付き最終日はです
twitter

『ROE(自己資本利益率)』は重要視される財務指標

日本語に訳すと、ROE(Return On Equity)は「自己資本利益率」です。
自己資本比率とは、総資本(総資産)のうちどの程度が自己資本でまかなわれているかを示す指標です。

「投下した資本に対し、企業がどれだけの利潤を上げられるのか」という点を図るために、重要視される財務指標となりますので、株の初心者の方は覚えて下さい。

賃借対照表

企業は、株主資本(自己資本)と他人資本(負債)を投下して事業を行い、そこから得られた収益の中から、他人資本には利子を支払い、税金を差し引いて最後に残った税引利益が株主に帰属します。

したがって、自己資本利益率は、株主の持分に対する投資収益率を表すことになります。そのため、経営者が株主に対して果たすべき責務を表した指標と見ることができます。

また、それは株主に帰属する配当可能利益の源泉となるものであり、配当能力を測定する指標として使われ、自己資本収益率は株式の投資尺度としても重要です。

企業が、一年間の企業活動を通じて、「株主の投資額に比してどれだけ効率的に利益を獲得したか」、を判断するのに用いられる指標で、当期純利益を前期及び当期の自己資本の平均値で除したものです。

ROEの計算式

自己資本利益率(ROE) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100

一株当たり当期純利益(EPS)と一株当たり純資産額(BPS)を用いても表現可能です。

ROEの計算式2

自己資本利益率(ROE) = 一株当たり当期純利益(EPS)÷ 一株当たり純資産額(BPS)

自己資本利益率が高い企業は、効率が良いという場合だけでなく、借入金などの負債が純資産と比べ大きな割合を占めている企業にも見られます。
上場企業の自己資本比率の平均は40~50%ですので、20%以下であればかなり低いといえるでしょう(金融機関は除く)。

特に、自己資本比率がマイナスとなった場合には、負債が資産を上回る「債務超過」を意味しており、注意が必要です。

pickup!株の初心者が「銘柄分析」の「知識」を身につけるには…?

【PR】株の初心者の方が知りたい銘柄分析のテクニック。 この銘柄上昇する?損切りする?
投資のプロ、投資顧問相談して銘柄分析の基礎を身につけませんか?

  • ツイートする
  • LINEで送る

株の売買取引の10万円までの手数料が安いネット証券会社比較ランキング

株初心者の方も、既にネット証券の口座をお持ちの方も手数料を比較し、複数口座を使い分けてもっとお得に配当、株主優待をもらいましょう!おすすめの証券会社の組み合わせもご紹介しています!

  1. 株の売買取引の10万円までの手数料が安いネット証券会社比較ランキング1位

    松井証券

    松井証券の画像
  2. 株の売買取引の10万円までの手数料が安いネット証券会社比較ランキング2位

    むさし証券 トレジャーネット

    むさし証券 トレジャーネットの画像
  3. 株の売買取引の10万円までの手数料が安いネット証券会社比較ランキング3位

    ライブスター証券

    ライブスター証券の画像
  4. 株の売買取引の10万円までの手数料が安いネット証券会社比較ランキング4位

    GMOクリック証券

    GMOクリック証券の画像
  5. 株の売買取引の10万円までの手数料が安いネット証券会社比較ランキング5位

    SBI証券

    SBI証券の画像

ネット証券の口座を複数使い分けるメリットとは?

証券会社の口座を複数持つメリット説明ページへ→