12月の権利付き最終日はです
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株主優待の魅力・メリットとは

株主優待とは、企業(株式会社)が株主に対して品物やサービスを提供したりする制度です。

優待内容はその企業が取り扱っているオリジナル商品やサービス、食事券・割引券・入場券・お米・図書カードなどさまざまです。
普段利用している店舗やサービスで割引できたり、商品がもらえるのは株主優待の魅力です。

株主優待を実施している企業は、約1,000社ほどで、上場企業の約4分の1になります。また配当金とは異なり、税金がかからないことも株主優待の魅力・メリットです。

このように株主にとって、株主優待はとても魅力的な制度ですが、実は企業側にとっても、自社製品・サービスの知名度向上や、総株主数が増えることによるメリット、そして上場基準の達成・株の流動性の確保など、株主優待を実施することによるメリットがあります。

ただ、株主優待はあくまでも企業の好意によるもので、義務ではありません。
業績の悪化などによって内容が変わったり、廃止されたりする可能性は十分にあります。

また信用取引(空買い)で買っていても優待は貰えません、現物株で保有する必要があります。

権利確定日(割当基準日)の確認

株主優待は、株式投資をしたらすぐにもらえるというわけではありません。企業が優待の対象として定める株式数を、優待を割り当てる基準日に保有していることで、優待がもらえる権利が初めて生まれます。
この基準日の事を権利確定日と言います。

ここで注意が必要なのは、『基準日に株式を保有している』ということは、基準日に購入することではない、ということです。
株式を購入してから正式に株主となるまでには、名義書換などの手続きがあるため、3営業日かかってしまいます。
この3営業日前の日を権利付き最終日と言い、この日までに株を買わなければなりません。

優待を目的とした投資の際には、この権利確定日、権利付き最終日に注意することが必要です。
基準日(権利確定日)の説明はこちら

所得税がかからない

上でも少し触れましたが、株主優待は自社で提供している商品やサービスを使えるので、会社からすると、配当金に比べて少ないコストで個人株主づくりに役立てられるという利点があります。

配当金と違い、所得税がかからないメリットがあることから、株主優待を目的に株を購入する個人投資家も少なくありません。
株の初心者の方で優待目的で投資を始めた方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
また個人投資家の中には、株主優待で手に入れた商品券などを金券ショップやインターネットオークションで換金する人もいるようなので、魅力的な制度であることはうなずけます。

日本の企業は3・9月に決算をする企業が多いので、その結果3月・9月に権利確定された優待品が12月・6月頃に届けられ、丁度お中元やお歳暮が届くようなものになっています。

企業によって基準日が様々なので、投資をする前に必ずチェックするようにしましょう。

株主優待についてもっと知る

ゼロからの株式投資では株主優待についてもっと知ってもらい、株の初心者の方でもお得に魅力的な優待をもらえるように株主優待入門のページを作りました。
株主優待の入門を見る
またネット等の口コミや評判から月別、優待種類別の株主優待のランキングもご紹介しているので、株主優待の銘柄選びのご参考にして頂ければと思います。
株主優待ランキングを見る

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