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帳簿価額

帳簿価額とは、会計帳簿に記録された資産・負債の評価額のことです。
「帳簿価額」を略して「簿価」とも呼ばれています。

企業は、決算期ごとにその評価額について、適正な会計処理をおこなう必要があります。
企業は、たとえば不動産など資産を取得した場合、その購入のために支出した金額(取得価額)を会計帳簿に記帳します。

そして、決算期ごとに減価償却など適切な会計処理をおこなった後、取得価額から減価償却累計額を控除した純額である簿価をもって資産を評価すします。

ただし、その資産の時価が著しく下落し、早期に回復する見込みが困難と思われる場合は、簿価を時価まで切り下げる必要があり、これを減損会計といいます。

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